『肌断食 スキンケア、やめました』を読みました

本屋で見かけて気になっていた肌断食本、
『肌断食 スキンケア、やめました』を図書館で借りて読んでみました。
著者の平野卿子(きょうこ)さんは翻訳家です。
この本は化粧品業界や医療業界とは無関係の方の肌断食実践本となっています。
どちらかというと私達寄りと言いましょうか、
実践者仲間という仲間意識を持って読める本です。
肌断食を始めた当初、肌のガサガサ感が辛かった話など、
”スキンケア断ち”あるある話が満載です。
また、「なるほどな~」と思う話も出てきて、
単なる実践本のみならず情報本としても読み応えのある本かと思います。
肌に良いスキンケアを突き詰めると肌断食に辿りつく
平野卿子さんが読んだ本や参考文献が巻末に書いてあるのですが、
やっぱり宇津木式や吉木式の本が登場していました。
化粧水、乳液、美容液、クリームという、
バッチリスキンケアに疑問を持つキッカケとなるのが吉木式。
スキンケア自体に疑問を持つキッカケとなるのが宇津木式。
本屋さんでスキンケア関連の本を見ると、
大体このお二方の本が置いてありますよね。
しかも、宇津木先生も吉木先生もお医者さんだから、
言う事に説得力があるというかなんというか。
私は吉木式の考えを取り入れて宇津木式に移行している段階ですが、
肌に良いスキンケアは何かな?と検索していると、
どうしてもスキンケアを全くしない肌断食に辿りついてしまうんですよね。
そもそもスキンケアを見直したい、と思うのは、
スキンケア用品の値段的なものもあると思いますが、
肌に対する悩みが増えた、もしくは解消されないからですよね。
まぁ、色々試したい♪とか、
ずっと同じものを使っていて飽きてきたな、というのもあると思いますが。
高いお金を払っても大して美肌にならないな、
と思っていたところで肌断食の本に出会ったら、
実践した気持ちがムクムク湧き上がりますよね。
スキンケアは最悪、メイクアップはやや悪
平野卿子さんはメイクが大好きだそうで、
スキンケアは肌に悪いから止めたけど、
メイクアップはそんなに悪くないから続けているそうです。
じゃあ、肌断食をしたいけどメイクはどうすればいいの?
という女性たちの指南本になっているのかな、
とワクワクしながら読んでみたのですが、
肌断食中のメイク方法については殆ど載っていませんでした。
肌断食中のメイク方法なら、
『夜だけ美容断食』の方が詳しく書いてあるかな。
平野卿子さんは肌断食中でもメイクを楽しんでいるようなので、
肌断食をしたら何もかも止めないといけないんじゃないの?
と不安になる方が読むと勇気づけられるかもしれません。
肌断食を一般人目線で書いてある本がまさにこの本です。
肌断食は美肌に良いって言ってもねぇ・・・
と思っている方が読むと共感できたり、
肌断食を続けてみよう!という希望が持てたりするかもしれません。